おしりは守ってほしい
痔の手術を受けた。
正直、絶対にやらなければいけないものではなかったが、数ヶ月おきにやってくる痛みにもう耐えたくなかった。
それに、どうせ手術を受けるなら、回復力が高いうちにやるべきだと思ったから。
便を柔らかくするために飲む薬も面倒だったし。
手術を終え、完全に回復した今、快適すぎる!
便が出にくい、痛みがある人は少しでも年齢が若く治癒能力が高いうちに行くべき。
自分の場合、肛門ポリープがあり、これ自体は悪いものではないらしい。
例えば、硬い便を無理矢理押し出して切れて傷口になる際(裂肛、切れ痔)、治るときには皮膚が少し盛り上がって治癒する。
それを繰り返した結果、大きめのイボ的なものが出来てしまい、それが邪魔になって便が通る道が狭くなって、力み過ぎたり、引っ張られてまた切れたりの悪循環となった。
排便のたびにポリープが肛門から脱出を繰り返すのも自分で分かっていた。
その肛門ポリープを切り取り、縫い合わせる手術(医療用語で皮膚弁移動術)になる。
ポリープは薬では消えず、切除が必要。
手術時は局部麻酔で、
まず①筋肉注射。
これは思わず声が出るほど痛い。
その後、②痛み止め注射。
最後に③腰椎麻酔を注射。
麻酔が効くと、リラックスしてうとうとと気持ちよく眠い。
手術体位はジャックナイフ位と呼ばれる、うつぶせでおしりを突き出すような感じだが、
この頃にはすでに何度もおしりを見せてるので羞恥心などないし、リラーックス。
医師2人は男性だったが、女性の看護師さんも同席。
ついでにジオン注射どうする?なんて聞かれて談笑気味でジオン注射もしておいた。
(ポリープ以外のいぼ痔も発見した為)
必要なかったかもしれないが、もう大がかりなことしたくなかったので1度で終わらせたかった。
無事に終了。
辛かったことを記す。
•手術前の浣腸
すぐにお腹がごろごろなるのに、ギリギリまで我慢してと言われる
•術後2週間の排便時
想像してたけどやっぱり痛い
排便後しばらくは階段降りるなど力が入るだけでも痛かった
一人暮らしの為、おしり痛いのに家事をしたくなかったから、入院という形で2泊3日したが、日帰りが可能な病院もある。
それくらいライトなオペなのでお気軽に。
我慢イクナイ。
食事制限イクナイ。
【費用】
手術時の値段 49,000円(負担率30%)
食事代 2,300円(確か5食分)
部屋代 9,000円(2泊3日分、相部屋の値段で1人部屋だった)
病院着、タオル、歯ブラシ等セット 1,206円(2泊3日分、希望しなくてもいいが、帰宅後の洗濯量が少なくなるのでおすすめ)
保険会社に渡す為の診断書代 5,500円
【もらえたお金】
健康保険組合から9,000円(入院から4ヶ月後くらいに手紙が勝手に届く、それから申請)
加入していた民間の保険会社から115,000円(自分から申請してすぐ)
【結果】
56,994円のプラスになった
(入院前後の通院費7,570円は含めず)
保険に加入している人は使わないと損な勢い。
困っているなら一回は病院で診察受けてほしい。